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『携帯戦隊デアウンジャー』第3回「新たなる刺客」 [♂3 ♀1 N/A2]

キャスト

 ♂3  ♀1  N/A 2 計6人

 ナレーター N/A(男女どちらでもかまいません) この脚本の案内役 
 赤(レッド) ♂ 19歳 川西コウジ この春からカフェに勤務 ミユキに好意を寄せている
 青(ブルー) ♂ 17歳 金城ダイスケ 高校3年生 ミユキの友人
 黄(イエロー ♀ 19歳 ミユキ 家庭教師
 シールド長官 ♂ 20代後半と思われる。宇宙国際警察の一員でデアウンジャーを組織。
 怪人ネカマキング N/A(男女どちらでもかまいませんが男性の方が盛り上がるでしょう)
            悪の帝国「スパム帝国」の手先

 かぐや (怪人ネカマキングが兼任してください)メールを送ってくるかぐやと名乗る女性。
      その正体は・・・
 メール (イエローが兼任してください)最後に都合上出てきますがイエロー(ミユキ)です。



発表用テンプレ
ナレーター()・赤コウジ()・青ダイスケ()・黄ミユキ()・シールド長官()・ネカマキング()


ナレーター「東京原宿のカフェ「昼下がり」は営業を再開した。しかし怪人に破壊された後片付けは済んだものの、客足は遠のいたままだった。」

コウジ「・・・なんか相変わらず任されっぱなしで、店長もぜんぜん店に来ないけど、とりあえずバイトがなくならなかっただけマシかなぁ。ここんとこ新たな常連ができちゃったし・・・」

ダイスケ「・・・コーラ、も一本もらってイイッスかぁ?」

コウジ「え、・・あぁ。」



ダイスケ「勝手にもらいますよぉー、ここかなー・・(ガチャガチャ)」

ナレーター「学校帰りの夕暮れ時、必ず現れるようになったのはこのブルーこと、だらしのない高校生ダイスケと、」

ミユキ「こーんにーちは♪」

コウジ「あ、ミユキさん。いらっしゃい」

ダイスケ「ウィーッス!これからバイトっすか?」

ナレーター「イエローこと、家庭教師のアルバイトをしているミユキの2人であった」

ミユキ「うん、仕事前にまずは一杯」

コウジミルクティーでしょ」

ミユキ「エヘっ。」

ナレーター「ダイスケのネオケータイKTD-301iが音を立てた」

コウジ「・・ダイスケ君のケータイってよく鳴るよね・・。長官から?」

ミユキ「長官からの連絡がレッドをスルーするわけないじゃない。・・メールでしょ。彼、あちこちの女の子とメール交換してるの。」

ダイスケ「ちょーちょーちょー、人聞きの悪いこと言わない!・・・うぉ!マジやっべぇ・・・池袋に19:30ってまだ間に合うな・・」

コウジ「メールかぁ。どうやってやるんだろう・・・まだよくわからないんだよなぁ。なんせ初ケータイがデアウンジャーのしるし、ネオケータイなもんだから・・」

ミユキ「簡単よぉ・・・ちょっと貸して。」

ナレーター「コウジの手からひょいっとネオケータイを取り上げ、チキチキと操作しはじめるミユキ。その細い指先を眺めているだけでちょっと幸せなコウジだった。・・・ドラマスペシャル。携帯戦隊、デアウンジャー。第3回。【新たなる刺客】。尚、当番組はR15指定に抵触する表現を含む場合がございますので、15歳以下の方は上演・観劇をお断りしております。ご了承下さいませ。さて、時は流れ、物語は翌朝のカフェ「昼下がり」へと舞台を移す。コウジが店の開店準備をしていると、彼のネオケータイが音を立てた。」

コウジ「・・・あれ?メールだ。長官かな?」

かぐや「どうもはじめまして(´∀`)かぐやと申します。メル友になってほしくてメールしました。えっちな話が苦手なので、男の人の友達がいません(つд∩)よろしくしてほしいです( ´∀`)σ)∀`)」

コウジ「なんだこりゃ?えっちな話って・・・ほっぺたつつかれちゃったよ。えっ?何?この人、僕とメル友になってくれるの??」

かぐや「かぐやは本名です。歳は、19歳と53ヶ月です(〃▽〃)。身長は149で、重さは内緒です(  ̄ー ̄)40キロ台ですけどっ。」

ナレーター「急な女性からのメールに舞い上がるコウジ。しかしまぎれもない女性らしい顔文字にほんのり顔が緩(ゆる)んでしまうのだった」

コウジ「・・・え?!19歳と53・・53ヶ月って何年??年上のお姉さんじゃぁんんっ!しかも超小柄・・・これは・・・かわいいかもっ!・・・へ、返事ってどうやって打つんだろ?ええと・・・。あ!・・・ハッハーン、わかったぞ。ダイスケ君がいつもメールしてる相手ってのはこういう人だったんだな・・・。えっと、ハジメマシテ、コウジといいます。えー・・・何書いたらいいんだろう。あ、19歳です。仕事はカフェの店員・・・」

ナレーター「慣れない作業に奮闘すること約1時間。ようやくコウジは返事を送信することができた。と、すぐに返事が。」

かぐや「カフェで働いてるだなんて、オシャレですね。私の仕事はホームヘルパーをしてて、休日は不定期です。好きな食べ物は、お肉です♪お野菜よりも、お肉がたいそう好きです゜・*:.。.」

コウジ「じ~~~~ん。父さん、僕は今、心の底から感動しています。うおぉ!俺にもついにメル友がッ!」

ミユキ「嬉しそうじゃん」

コウジ「え?うん・・・どぅわぁぁああ!ミっ、ミユキさん?!」

ミユキ「え・・・何? 何あせってるの?びっくりしたー。」

コウジ「びっくりしたのはこっちですよぉ!ちょっ、入ってくる時はなんか、ひとこと言ってくださいよぉ!」

ミユキ「挨拶したよ??・・・このドア、カランカラン音するし・・・どうしたの?」

ナレーター「コウジは思わず、持っていたネオケータイを背中に隠した」

ミユキ「あっ・・・ちょっと何~??なんか隠して・・やらしぃー」

コウジ「いや、ちょっと・・・。なっ、なんですか、ミユキさんこそ。こんな朝から」

ミユキ「もうお昼過ぎだよ?お店、・・・暇みたいだね」

コウジ「そ、そんな事無いですっ。・・サンドイッチでもいかがですかっ」

ミユキ「うん。ちょうど今日、ごはん食べようと思って来たの。いただきまーす」

ナレーター「ちょうどその頃、スパム帝国の暗黒サイトでは恐ろしいモンスターが作戦を練っていた・・・」

怪人ネカマキング「あらん、イヤだ、この子ったら、またいやらしいお返事よこしてくるんだかだぁ、かぐや困っちゃぅー。かぐや困っちゃぅー。今夜10時に池袋でお会いしましょうねっ・・・と。くすっ。本当に私が行くと思っているのかしら。かわいらしい女の子が現れると思いきや、戦闘員ヒョッカーが現れるとは夢にも思っていないでしょうね、オホ、オホホホ、アハハハハ。」

ナレーター「紫色のサングラスにはいくつものコンピューター画面が写る。それらを同時に見ながら、キーボードの上を怪人の長い爪が自在に踊る。それは世の人々を混乱に陥(おとしい)れるメッセージ発信基地に他ならなかった」

怪人ネカマキング「恐怖に引きつったオトコたちの顔を早く見たいワァ。女だとばかり思っていた人が・・・ぷぷぷぷぷ!あの快感たら無いわネェ!・・・さて、そろそろ世田谷区も一巡したわねぇ。そろそろ次の街をターゲットにしようかしら。新宿区にターゲットをしぼって・・・超魅惑のメール「かぐや編」、送信開始!・・・・・ほぉら、もぅ来た来た、返事が・・バカなオトコたちからの返事が来たわぁ・・・!オホホ、オホホホ、アハハハハ!」

ナレーター「ばしばしと音を立てて怪人の尻尾(しっぽ)が跳ねた。同じ頃、カウンターの影でメールを書くコウジ」

コウジ「・・・カラオケはあまり行った事がないよ・・・どんな歌を歌うの?・・・っと。」

かぐや「堂本光一がよく歌う事で有名な、宇宙刑事ギャバソです♪男なんだろう~グズグズするな~よ♪。お肉を食べながら、お返事待ってますヽ(°▽°)ノ」

コウジ「宇宙刑事ギャバソかぁー。子供の頃大好きだったよー・・と。」

かぐや「コウジ君って優しいですね。仲良くなりたいです゜・*:.。.(´ー`) .。.:*・゜今夜7時半に渋谷の「入浴カフェ」で待ってます」

コウジ「仲良く・・・。と・・・父さん・・・、僕は・・・僕は今、ものすごくっ!」

ミユキ「コウジくんってば!もぅ!」

コウジ「はっ・・・はぃ!?」

ミユキ「どうしたの?今日、ホント変だよ?」

ナレーター「その時、二人のネオケータイが音を立てた」

コウジ「あ、シールド長官からメールだ!」

シールド長官「デアウンジャー各位。臨時集合だ。1時57分にカフェ「昼下がり」で待つ」

ミユキ「1時57分に臨時集合・・・って。あと15分だね。あ。これ、ご馳走様」

ナレーター「そういうと、コーヒーカップを持ったまま、壁にかかったプラズマテレビに見入るミユキ」

コウジ「あ、・・・はい。」

ナレーター「ミユキの使ったお皿を洗いながらコウジは、テレビを見ているミユキの後姿をなんとなく眺めた。」

コウジ「(ミユキさんの後姿・・・セミロングの少し茶色い髪、柔らかそうな肩から腰へのアウトライン・・・なんとなく華奢(きゃしゃ)で、なんとなくふくよかで・・・あぁ、こういうのを魅力的って言うんだろうなぁ・・。こんな女性と店に二人っきり・・。ミユキさん、ごめんなさい。僕って奴はミユキさんって人がありながら、今、メル友のかぐやさんにも心惹(ひ)かれています・・・)」

ミユキ「コウジくん」

コウジ「はっ、はい!」

ミユキ「ひょっとしてシールド長官ってさー、いつもこの番組見てから来るのかな?集合っていつも1時57分って言って来るよねー。」

ナレーター「テレビの中では、みのもんたが健康に関する話題を繰り広げていた」

コウジ「午後は××、おもいっきしテレビですか?確かに1時57分までですもんねぇ。アハハ・・・」

ミユキ「だったら笑うよねーふふふ」

ナレーター「番組が終わると同時に、カフェ昼下がりのトイレのドアがガチャリと開き、シルバーのタイツに身を包んだ男が現れた。」

シールド長官「急に呼び出してすまない。」

コウジ「こ、こんにちは。長官」

ミユキ「あの長官、・・なんか口元、白く汚れてますよ?」

シールド長官「あ、そうか?すまない、レッド。水を一杯くれるか?」

コウジ「はい・・・」

シールド長官「ただのビタミンCだ。気にするな。粉末のものをよく飲んでいるんだ」

ナレーター「その時、カフェ昼下がりにあわただしく飛び込んで来た男。」

ダイスケ「ゼーゼー、あ、あのね、現役高校生に、真っ昼間から呼び出すの、やめてもらえません?超ダッシュで走って来たっスよ、うひー暑ちぃー。」

シールド長官「ご苦労。さて、全員揃ったところで、今夜の作戦だ・・・。宇宙国際警察に入った情報によると、近頃、女性を装ったメールによる呼び出しが横行しているらしい。女性からのメールだと思って呼び出された場所に出かけると、戦闘員ヒョッカーによって拉致されるというものだ。」

ミユキ「さ、サイテー・・・」

ダイスケ「・・・なっ、なんで俺の方見るんスか。」

シールド長官「我々宇宙国際警察がおこなった囮(おとり)捜査によって、既に数名の戦闘員ヒョッカーを捕らえ事情聴取を行った。彼らの情報から都内いくつかのメール発信基地を突き止めたが、いずれも「スパム帝国」に雇われた一般の会社であった事が判明した。そこで女性のふりをしてメールを送信していたのは主に20代前半の男性。時給800円前後のアルバイターだったという事だ。」

コウジ「そ、そんなバイトがあるんですか??」

シールド長官「あるんだ。女性のふりをしてメールを送りまくり、いくつか来た返事の中からめぼしいターゲットをとらえると、日時場所を指定して呼び出す。そこへ現れるのは・・・」

コウジ「戦闘員ヒョッカー?!」

シールド長官「・・・というわけだ。」

ダイスケ「・・・ミユキさーん、さっきからなんか目線怖いんですけど・・。」

ミユキ「ダイスケくん、なんかこの前、待ち合わせがどうとかって言ってなかった?」

ダイスケ「へっ・・・?いやぁ、あれはねぇ・・」

シールド長官「ブルー、何か心当たりでもあるのか?」

ダイスケ「いや、あれは女の子でしたよ。ほら、現にオレ、拉致られてないし。」

ミユキ「それはそれで、サイテー・・・」

コウジ「あ、・・・あの、長官・・・たぶん違うと思うんですけど、・・俺、なんか心当たり、あります・・・」

ミユキ「えぇーーー?!」

ダイスケ「意外な展開だねぇ・・・」


ナレーター「夜7時25分。足湯を楽しめる喫茶店として人気の、渋谷「入浴カフェ」でコウジはコーヒーを前に座っていた。少し離れた席にはカップルを装ったダイスケとミユキ。間もなくかと思われたその時、コウジのネオ・ケータイが鳴った」

コウジ「・・・もしもし?」

シールド長官「私だ。」

コウジ「もぅ!びっくりさせないでくださいよ・・・」

シールド長官「おそらく君の前に現れるのは戦闘員ヒョッカーだ。先手を取られる前に変身すれば恐れる敵ではない。先に君が見破ればいいというだけの話だ。こちらでもモニターしている。もし君の正面に座った人物が戦闘員ヒョッカーなら、ある特定の周波数帯の電波を利用してスパム帝国と連絡を取り合っているのですぐにわかる。あるいは人間でない場合、こちらからメールで知らせるから気をつけておいてくれ。また、明らかに一般の人間であった場合は・・・安心して我々は君を残して引き上げる。」

コウジ「嫌なもんっすね・・これから待ち合わせしてる人が人間じゃないかも知れないなんて・・・」

かぐや「あのぉ・・・」

ナレーター「その時、小柄な女性がコウジの前に現れた」

かぐや「コウジさんですか?」

コウジ「は・・・あ、あのっ、」

かぐや「かぐやです。メールでお話した・・」

コウジ「あ、コウジです。はじめまして・・・」

ダイスケ「(かっ・・・かわいぃ~~)」

ミユキ「(コラ!見つかったらやばいでしょ!)」

ダイスケ「(痛てっ・・・ミユキさん蹴らなくても・・・。相手の特徴をメモメモっと。・・・あわいピンクのロングスカート。身長は150センチくらいか?・・・腰まであるストレートのロングヘア。顔も小顔で・・・うおぉ!これが戦闘員か?ありえねぇだろ?!レッド、大当たりだよぉ!ちょっとかわいすぎだろぉ?!)」

ミユキ「(ダイスケくん、見すぎ!もっとさりげなくチェックしなさいよ!)」

コウジ「え、えへっ、なんか・・・何話していいのか・・わ・・わかんないんですけど・・・・」

かぐや「やだぁ、そんな固くならないでくださいよぉ・・・」

コウジ「あ、アハハ。え、えーと、お肉食べるの好きなんでしたっけ・・」

かぐや「えぇ。焼肉とか大好きなんですよ。こんど一緒に行きませんか?」

コウジ「アハハ、そう・・だねぇ・・。家からここまでは遠いんですか?」

かぐや「ううん・・地下鉄で10分くらい・・・ホームヘルパーって土日の方が忙しくて、平日は案外暇なんですよぉー。」

コウジ「(・・・なんだ、ぜんぜん普通じゃないか。・・・これが戦闘員?そんなわけは・・・)」

かぐや「ねぇ、コウジくん」

コウジ「はい?」

かぐや「・・・隣・・・、座ってもいいですか?」

ミユキ「(ん?・・動く?)」

ダイスケ「(ミユキさ~ん、これ、カンケー無いよ!隣に座られて、レッド、アップアップだよぉー・・見てて笑いこらえきれないんスけど・・くくくっ!)」

ミユキ「(・・・そうねぇ・・・でもちょっとなれなれしすぎてて、初対面にしては不自然だわ・・)」

かぐや「ねぇ、コウジくん・・彼女、いないんですか・・・?」

コウジ「い・・っ、いませんよ、そんな。」

かぐや「あはっ、コウジくんって二の腕、案外太ーぃ」

コウジ「あはっ、あははは、く、くすぐったいですよ(・・・ミ、ミユキさんに見られてるんだけどな・・ちょっと・・・これはこれで困った・・・)」

ミユキ「(てか、あたしだんだんムカついてきたんだけど)」

ダイスケ「(痛てっ!足、蹴らないでもらえません??)」

かぐや「このお店、足湯ができるんですよね~。ちょっと試してみます?」

コウジ「そ、そうですねぇ、そういやカラオケにも行くんでしたっけ?」

かぐや「カラオケ、行きますか?」

コウジ「こ、これからですか??いや、別にかまわないけど・・でも、もうちょっとゆっくりしてからにしましょうか。正体もわかりませんし。」

かぐや「正体?」

コウジ「えっ?・・・あぁ、いゃ、あの、お互い・・ほら、僕の身元もまだそんなに話していないじゃないですか。ね、まだ、コーヒーも、ほら、こんなに。」

かぐや「コウジくん・・・」

コウジ「はぇ?・・あの・・・・・・(そんなに腕つかまれると・・痛い)・・」

かぐや「わたし、ホテルにあるカラオケでも・・・良いんですよ?」

コウジ「◎△・・・××ぇΣ(゚Д゚*ノ)ノ?!」

ナレーター「その時、一瞬、かぐやの後ろに素早く動く影が見えた!」

ミユキ「(・・・?!尻尾(しっぽ)?ダイスケくん、今、彼女の後ろに尻尾が見えなかった?)」

ダイスケ「(・・・んえ?尻尾?・・トカゲっすか?)」

ナレーター「突然コウジのネオ・ケータイがけたたましく音を立てた!そして真っ赤に光るそのランプは、彼女が人間で無かった場合の合図に他ならなかった!」

コウジ「・・・・・・・・・・嘘、・・・・・・・・だろ・・・」

かぐや「あら、メール?・・・・どうしたのコウジくん?」

コウジ「・・・・・・・・・かぐや・・・・さ・・・ん?君って・・・」

かぐや「・・・・え?」

ダイスケ「(マジかよ?!・・・・てか、レッドがまずい!完全にかぐやの術中だ!)」

コウジ「君って・・・・・・・人間・・じゃ・・・ない・・の?」

かぐや「ふふふ・・・・・・・アハハハ・・・・」

ナレーター「直後、その女性はメリメリと音を立てその姿を変えた!小顔は真ん中から引き裂け、淡いピンクのスカートは引きちぎれ太い足が伸びだした!紫のサングラス、黒のボンテージコスチュームに、あご髭がうっすらと見える、そして2メートルを越そうかというそのシルエットは、蝶とトカゲを合わせた様な、恐ろしい怪人の姿だった!」

怪人ネカマキング「コウジくん、どぅしてあなたにはわかったのかしらん!!フゥー!!」

ミユキ「行くわよ!」

ダイスケ「・・・着拒!!」

ナレーター「着拒とは、デアウンジャーの変身の合言葉である。まばゆい光があたりを包み、そして光は3つに分かれてはじけた!特殊電磁波はデアウンジャーのパワードスーツを形成、0.03秒以内に光学変身を完了させるのである!」

ダイスケ「俺達は、ケータイを通じて平和な出会いを守る、」

ミユキ「携帯戦隊!」

コウジ「デ・・・デアウンジャー・・・」

ミユキ「レッド、しっかり!」

シールド長官「レッド、目の前にいるのは可愛らしい年上の女性でも何でもない。スパム帝国が差し向けた怪人、ネカマキングだ!」

ダイスケ「おのれ怪人!ふざけやがって!食らえ!ブルー・パンチ!」

怪人ネカマキング「あらん、痛いわねェン・・・でもぜんぜんへっちゃらだわょ」

ダイスケ「き・・きさま・・・!」

怪人ネカマキング「あら、アンタも良い男じゃない?・・・今夜は私が直々に若い男と戯(たわむ)れようかと思ってわざわざ渋谷まで出てきたのに、とんだ邪魔が入ったわねン・・・。でもあたしのネカマ・イリュージョンに耐えられるかしら?ほら、コウジさんっ♪」

コウジ「あ・・・・あぁ・・・そこにいるのは・・・かぐや・・・さん・・?」

ミユキ「ちょっと、レッド!」

ダイスケ「・・・かぁ・・・かわぁぁいいいぃ・・・」

ミユキ「ぶっ、ブルーまで?!何ふたりとも幻(まぼろし)見てんのよぉ!ちょっとやめなさいよ!」

怪人ネカマキング「あらン、そこにいるのは女??・・・お、女だわ・・・。さっきから何か女くさいと思ってたら・・!」

ミユキ「イリュージョンだかが効かなくって残念だったわね!食らえ!イエロー☆ボンバー!」

怪人ネカマキング「フンッ!ちょこざいな!」

ミユキ「キャァアア!」

怪人ネカマキング「私が時給800円のタダのネカマと思ったら大間違いだわよっ!それよりアンタ、近寄らないでくれるっ?女臭いの、嫌いなのよっ!」

コウジ「はっ!・・・今の、今の悲鳴はミユキさん・・・!なっ、何だ!あの怪物は・・・!」

怪人ネカマキング「そっちの青いボーヤは後でゆっくり楽しませてもらうとして♪、でも嫌だワ、この女臭い小娘だけ、先に始末しておこうかしらン」

コウジ「やっ・・・やめろ!!イエローに・・・イエローに手を出すンじゃねぇええ!!」

怪人ネカマキング「あら、本日のメインディッシュ、コウジさん・・・そんな・・そんなに怖い顔しないでくだ・・・コウジさん・・?」

コウジ「もぅその手には乗るか!今の俺の目に映るのは、はっきりとした怪人の姿だけだ!」

怪人ネカマキング「なっ・・・効かない?私のイリュージョンが?!」

コウジ「オレをだませなくて残念だったな!・・・食らえ、必殺・・・レッド☆クラッシュ!!!」

怪人ネカマキング「グフウゥッ!・・・まさかそんなっ・・・ネッ・・・ネカマとしたことが・・・・っ・・・!!!ブハァ!」

ナレーター「大音響とともに、恐ろしい姿の怪人がはじけ散った!!蝶の羽のような破片が飛び散り、あたりにヒラヒラと舞い落ちるのだった」

ダイスケ「す・・・すげぇ・・・」

コウジ「こ・・・これがレッド☆クラッシュ・・・」

シールド長官「怪人の消滅を確認した!3人ともご苦労だった。任務は完了だ!」


ナレーター「・・・河原の向こう岸に、真っ赤な夕日が沈もうとしていた。芝生の上に座ってぼんやりと眺めているのは・・・」

ミユキ「・・・コウジくん。」

コウジ「あぁ・・・みゆきさんか・・・。」

ミユキ「あれから、なんか元気無いんじゃない?」

コウジ「・・・いや。そんなことは・・・」

ミユキ「そっか。だったらいいんだけど・・」

コウジ「落ち込んでるわけじゃないんですけど、・・・怪人とは言え、なんか、女性のメールになんかデレデレしちゃってた自分が、その・・・恥ずかしいって言うか・・・その・・・こんなことしてるから彼女いないんっスよね?・・あはは」

ナレーター「コウジのネオケータイがピリピリと音をたてた」

コウジ「えっ?またメール??」

メール「こんにちは!はじめまして!コウジくん、元気無いんだって?お姉さんと一緒に遊ばな~い↑?ヾ(*≧∇≦)〃」

コウジ「えっ・・?えっ・・?!これって・・・」

メール「・・・なーんて。イエローだよ~ヾ(*ΦωΦ)ノ ヒャッホゥ!」

ナレーター「コウジがミユキの方を振り返ると、ミユキは持っていたネオケータイを、サッと背中に隠した」

コウジ「なっ・・・・ちょっと!ミユキさん!」

ミユキ「あはははは!」

ナレーター「走って逃げて行くミユキの背中を追いかけるコウジ。しかし、メールの最後の一行をコウジは読み逃していた。」

メール「助けてくれて、アリガトね♪ これからも君の活躍に期待してるぞっ!ヾ(*≧∇≦)〃  ミユキ」

ナレーター「ドラマスペシャル。携帯戦隊「デアウンジャー」。次回、「アルバイトはツライよ」に、請うご期待!!」

コウジ「ま、待てぇー!!!!!」

 

(つづく)
ここまで読んでくれた、また演じてくれた諸君!ご苦労!!
ご利用いただきました場合は、事後コメント欄に「使いましたよ~」など、ひとこと書き込んでいただけますとペガサス喜びますのでよろしくお願いします。


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コメント 5

かあちゃんです

楽しかったですw
by かあちゃんです (2005-08-25 21:21) 

ペガサス・ペン

ありがとうございます。
まさか僕のかあちゃんではないですよね?
ドキドキ
by ペガサス・ペン (2005-08-26 02:11) 

レイル

いやはや・・・。w
すばらしい・・・。w このシリーズ、毎度ですがとっても好きです。w
特に怪人系が・・・・・。w
やりがいマックスです。><b
これからも新作キボンでございます!!><ノ
by レイル (2005-10-27 21:17) 

○o。[かのチャン]┗─y(o´∀`o)y─┛[DЁSЦ]。o○

やらせてもらって楽しかった(・ω・´)ゝテ゛シッ!!
(´∀`)ゞぁざーすっ♪
by ○o。[かのチャン]┗─y(o´∀`o)y─┛[DЁSЦ]。o○ (2005-10-27 21:29) 

ペガサス・ペン

ご利用ありがとうございます。
楽しんでいただけて何よりです。
新作は・・・年内にもう1~2本いければと思っております。
遅くってゴメンポ。
by ペガサス・ペン (2005-10-28 18:22) 

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